お客様の課題
ユーザー視点 観光客
- 大型のリゾート施設では、その規模の大きさゆえに移動距離が長くなりがちだった。歩行だけで疲れてしまい、滞在が楽しめないケースもある
- 最新のリゾート施設では、観光客が新たな観光・移動体験を期待している
- 日本最大級の商業リゾート施設として2021年7月20日に全面開業した「VISON(ヴィソン)」(三重県多気町)は、スーパーシティという名の「未来都市」を目指し、最先端のテクノロジー導入を進めている
- 大型リゾート施設では、ゴミ収集に手間がかかるり、ゴミ箱そのものが景観を損ねるという課題がある
企業視点 三菱電機様
- 高性能センサーをはじめとした自社開発の自動運転関連技術を用いて、これまでにないパーソナルモビリティの開発をスピーディーに進めたい一方、お客様ではパーソナルモビリティは保有していない
キュリオの解決策
電動カート「SCOO」をベースに、高性能センサーや3Dマップを搭載。自動運転により目的地まで搬送する一人乗りのパーソナルモビリティを開発。同様の技術を活用しつつ、新規開発の車体と組み合わせた自動走行型のゴミ箱を開発。
2021年7月からパーソナルモビリティー50台、ゴミ箱タイプ20台の実用化を目指し、VISON内で実証実験を開始。
導入効果・今後の展望
- 準備期間とリソースに制約がある中で、これまでにない自動運転のモビリティ製品を開発
- 本実証実験結果やリゾート施設の特性を踏まえて、さらなる製品改良や新モデル開発にも着手予定
- 同リゾート施設内のみの本格運用ではなく、他の観光・商業施設への製品展開も見据えて事業を推進中